LOG IN

バンドなんてやめちまえ

by SUSU Ikkyu Nakajima

明日はレコーディング。
はりきって練習していった次の日は
朝起きたら絶対手開かへんから
あんまり頑張りすぎないように
楽しんでやろう
たのしみ!たのしみすぎる!
自分のソロライブで迷惑かけたり
スタジオ変更になっちゃったりで
準備期間の少ない中のレコーディングになるけど

それも踏まえて
今の自分たちの空気感全部詰め込んで
後で聞いたときに
あのとき時間なかったよなぁって
でもそれがなんか味あって良いなーって
愛しい音源になってくれたらいいなぁ。
アレンジ固めたり、たくさん練習するのも大事やけど、いつもどおりやれない環境を武器にして
そんなときこそ新しい発見があるかも。
その場の空気、全部詰め込むために
最高の空気でレコーディングしたい。
音楽は楽しいのが1番や。

わたしは、メンバーの音も人もほんまに好きで
tricotはわりかし仲良しバンドに属すると自覚してるし、まわりのバンドからもめちゃくちゃ言われる。
でも、やっぱりどこかで、2人とは、音楽でしか繋がれへんのやって気付いてる。
大体のバンドマンは
家族や、恋人や、親友よりも
バンドのメンバーと過ごす時間が多くなって
バンドメンバーの事を
家族や、恋人や、気の知れた親友かなにかみたいに勘違いしてしまって
メンバーの行動や言動まで
自分の都合のいいようにしたがって、
必要以上に口出ししたりする人がいるし、
自分もそうなってたときがあったような気がする。
けど今わたしは、メンバーとは結局のところ音楽でしか繋がれへんと思ってる
だから、もしも、話す話題や、生活の仕方や、服のセンスや、価値観に、合わへんところがあったとしても、それが当たり前やと思ってる。
音楽でしか繋がれない究極の他人なのだとおもうのです。
わたしの場合、以前組んでいたバンドのメンバーに、プライベートで会うことは、全くない。
あってもみんなで同窓会的に集まるくらいで、
バンドを組んでいたときのように頻繁に会ったり、連絡すら取ることもなくなった。
そう思うと、本当に、音楽がなければ、元メンバーとの間には、なにもない。
今自分に「バンドメンバー」という存在がいる事の特別さを感じる。

他人が音を鳴らすためだけに集まるのがバンドやし、それはとても素晴らしいこと。
だから、儚くて、死ぬほど大切な存在なんやなぁとおもうのです。

自身のバンドのメンバーを人前で小バカにしたり、見下したりするバンド、たまにいるけど超絶不快。
お前は家族でも恋人でもないし、そこまで相手を支配する権利はないよ。
バンドするにあたり問題があるなら本人と話し合えばいいし、
だいたいそういう奴に限って自分の現状に不満があり、ただ文句吐き出したいだけ。聞かされたこっちも全然楽しくないし
相手に求めても良いくらいに、お前は本当に全力なのか?

そんなやつ、
バンドなんて、やめちまえ。

話逸れた。笑

2人とは、友達のようなときも家族のようなときも、あるようで、実は、ないのかもしれない。
いつか友達になってしまうなんて、
そんな悲しいことは想像したくない。

きっとバンドやめたら、今ほど先輩やヒロミさんと、当たり前のように連絡を取り合って、頻繁に会うことは無くなる。冗談言ったり噂話したり、お茶したり買い物したり、北海道行ったりスロバキア行ったり、段ボールで1日かけて変なもん作ったり、何時間も機材車に乗ったり、屁こきあったり、ラブホ泊まったり、絶対せぇへんと思う。
今までに、できたことがまず嬉しい。

そしてつまり、明日もレコーディングたのしみ。
ってこと。

ただそれだけの幸せを毎日積み重ねたいと思います。


SUSU Ikkyu Nakajima
OTHER SNAPS